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2011年11月 2日 (水)

CIRQUE DU SOLEIL

performing art。
日本語で言えば、舞台芸術、もしくは芸能。
演劇だけでなくダンスやマイムなども含まれる。

performing art、一体なぜにこんなにも私の心を揺さぶるのか。
記憶の中で最もさかのぼれるのは小学校3年生か4年生の時、学校に来たミュージカル劇団。
ストーリーとか詳しいことは思い出せないけれど、とにかく興奮が冷めなくて、親友のナオちゃんと、体育館の外だったか劇団員の皆さんの「出待ち」をした。でも、握手やサインを求めるとか、しなかったと思う。ただ出てきて帰って行く劇団員の皆さんを少し距離を置いて見つめながら、自分たちの帰り道と同じところまで後ろからさりげなくついていった。分かれ道で名残惜しくいつまでも見送った。

20代になって、バイトや会社の給料が入り多少は趣味に費やせるようになってからは趣味と言えば間違いなく「観劇」という状態になった。2ヶ月に1回は芝居やらを見ていた。

最近は仕事と育児に追われ、なかなか好きな舞台に足を運ぶのは難しい。

そんな中、ダンナがクーポンでシルクドソレイユの大阪公演KOOZAのチケットが格安で手に入ると言う。4歳の息子を連れて行きたいんだそうで。おおお!のぞむところだ!
2歳の時と3歳の時にダンナが「リオと一緒に観て来たら」とチケットを買ってくれたディズニーオンアイスはなかなかのエンターテイメントで楽しめたけど、まあ子供向けだし、リオは最後には寝ちゃってたし、抱っこして人混みの中を移動するのつらかったんだ。
もう4歳だし、今回は大丈夫かも、と思いつつ、「私とリオだけで行くと大変やから3人で行こう」と提案。
ちなみに大阪公演は11/6日曜日まで。その後、名古屋、来年には福岡だそうだ。

シルクドソレイユと言えば、亡き姉が息子(私の甥っ子)が1歳すぎの時にダンナと2人で観に行って、その間私が甥っ子を初めて預かったことを思い出す。
甥っ子を迎えに来た姉が「すごい良かったよー!」と感動を伝えてくれた。

それで、今回のKOOZA公演、オープニングから私は涙が止まらなかった。
いろんな思いが交錯して。
いろんなことがあったけど、家族3人で私が大好きな舞台芸術を一緒に見れるという事実がありがたく、とても貴重に思えるのと同じ重さで、数年前に同じようにシルクドソレイユを見て興奮していたであろう姉の気持ちをとても近くに感じた。
そして、やっぱりどうしたって一瞬は感じてしまう罪悪感。
姉ももっと生きて息子達と一緒に好きな物を見に行きたかっただろう。
でも、こうして思い出す度に姉とつながる気がしているし、姉の思いは私が継いでいくという決意も新たになる。

実際、舞台が始まると次々と繰り出されるパフォーマンスに観客一体となって引き込まれ、興奮の渦に巻き込まれた。
ネタバレになるので、あまり詳しくは描写しないでおくが、たとえば、サーカス定番の綱渡り。かなり細いワイヤーを上下2本張って、それぞれに2人ずつ乗って同時に4人歩き始めてそれだけで「わぁ~すげぇ~」と思うんだけど、そこからこちらの想像のレベルを1段階超え、ワオと思ったらさらにもう1段階レベルを超えたパフォーマンスが次々と飛び出してくるのだ。
ワイヤーの上で1人がかがんで別の1人がジャンプしてそのかがんだ人を飛び越える。
でもって、ゆらゆらとかほとんどしないのだ。ひらりん。ぱっ。
「嘘~?!」って思わず声が漏れてしまう。

次は自転車が2台登場。
1台に1人ずつ乗って、2人の肩と肩をつないで固定するバーを乗せる。
この状態で2人ともぴくりとも動かない。これ、地面の上でも難しいはず。
そしたら、その2人をつなぐバーの上に、もう1人が・・・。
あ~、ここからは自分で体験してください。
本家の公式サイトにたくさん映像あります。でもナマで観る感動はまたレベルが違います。

「そんなこと不可能なんじゃないの?」という脳に、目の前の現実があっさりとNOを突きつける。
アドレナリンとかいうのが脳で出てるのだろうか、マンガで言うと頭の上に火山がドッカーンて噴火してる絵のような「うっそ~!!!?」状態である。
映像じゃないんだからCGとかないんだよぉ~。

インターミッション(休憩)をはさんでパフォーマンス自体は2時間ほど、こんな「えええ~?」「うっそ~!」の連続である。最後にスタンディングオベーションがなかったことに私は不思議な感じがした。あれぇ?立たないの?と思ったら、隣の席の息子が座席の上に立って拍手していた。

パフォーマンスのことばかり書いてしまったけれど、音楽はぜいたくにも生バンドでオリジナルの音楽もめちゃめちゃかっこよかった。セットも衣装もメイクも作り上げている世界観にぴったりでゴージャス。
最初に少年が凧がなかなか揚げられないでいると、いつの間にか不思議な世界に邂逅して・・・というストーリー・演出も幻想的で素晴らしかった。
そう、私は小学生の時、初めて劇団公演を見て興奮していたあの頃に引き戻されていた。その少年に自分を投影していた。

そして、年齢を重ねても、ちゃんとファンタジーの世界に没入出来るし、あり得ない光景に思わず声を上げるほど新鮮な驚きを感じられる。人間は素晴らしいと心から感じられる。
普段、論理と理性を信条としている私は特に、舞台芸術が時に教えてくれる胸が熱くなり頭が沸騰する情熱に触れたほうがいいのかもしれない。

ちなみに、帰宅して落ち着いてからも息子は「サーカス団に入る」宣言の上、そのために出来る限りのアクロバティックな動きをしたり筋肉トレをしたり、決めのポーズの表情を作ったりしている。「リオがサーカスに出るようになったら、ママは見に行くね」と言ってあげたら、その返事が「うん、でも、夜は帰ってくるで」だって!(*^-^)

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コメント

CIRQUE DU SOLEIL、行った行った。
かれこれ8年も前かなあ。新婚旅行で寄ったラスベガスで初めて観たよ。
それまではサーカスっぽいイメージだったけど、あのパフォーマンスは「サーカスです」と簡単に言えるもんじゃないよね。
日本でも毎年のように公演してるから、行きたいなあと思いつつ、どうせならええ席でなんて欲張ってるとなかなか行けない。
ちゃんとお金貯めて頑張って、来年は観に行きたいなヽ(´▽`)/

おっ、aquaちゃんもperforming artを観る目がある人だよね。

それにしてもベガスで観たなんてカッコええやんかいさ。
ベガスのは水のヤツやったのかな?
ちらっと映像観たけど、あれも幻想的ね。

確かに「サーカス」というレベルは飛び越えてちゃってるね。
「シルクドソレイユ」というジャンルを創ってしまってると思う。
次回の大阪公演、楽しみやんね。
私も毎回行くってもう決めた!

chihayaさん、おはよう~
わぁわぁ~いいな、いいな~!

私の 1回でいいから観てみたいモノ のひとつよ~

やっぱり、すごいんだね。う~観たい観たい!!
私も、行くなら子供といっしょに行きたいと思ってます。
チケット代・・・積立でもしとこうかな。来年のために(・m・)
家族分となると、けっこうデカい金額になるもんね;

あと、ランディさんの本の話でヒャッカロンのほうで
文中リンクさせてもらいました。
事後報告でごめんね(*´・人・`)

YASUさんも、シルクドソレイユ観たいけどまだ観てない人だったのね。
ほんまにすごいよぉ!ぜひ行ってほしい!

それはたった1回の経験で、人生を一変し、はるかに豊かなものにしてくれます。
私の小学生の時のミュージカル体験のように。

お金で測れない価値ではあるけれど、一方で、
映画館で3D映画見て2200円ほど払う体験と比べたら、10倍の価値はあると個人的には思います。
それにパーフォーマーや関わる全ての人達への感謝として大人12000円は妥当だと思います。(もちろん私のお財布的には厳しいのは事実だけれど。(^_^;))

3DやCGや映像編集テクノロジーの進化によって、視覚的な体験は確かに手軽にすごいものを手に入れられるようになったかもしれないけれど、舞台芸術はおそらく人類の創世記から変わらぬ形で、人間の一番根源的な感性に多層的に強烈に訴えるのです。

パフォーマーの汗が照明で輝きながらぽとりと落ちていく瞬間がまるでスローモーションのようにゆっくりと見える。
群舞ではパフォーマーの動きによって会場の空気が動くのを感じる。
そして、自分の拍手の音を観客一体となってパーフォーマー達に届かせる時に会場を循環する波動のようなもの。
それこそが「ライブ」で、その場にいてこそ受け取れる、言葉では何とも説明しにくい色々な物を体験しに行くのです。
こんな時代だからこそ、特に子供さんにとって、かけがえのない宝物になることでしょう。

はっ・・・熱くなってしまいました。失礼。
リンク大歓迎でーす。
YASUさんのような人気ブロガーさんにリンク貼ってもらえるのは光栄ですワ(*^_^*)。

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