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2012年10月22日 (月)

「ジェノサイド」感想 ---「1Q84」との共通項

最近、本の感想エントリーをあまり書いてないなぁ~。
本は相変わらずコンスタントに読んでるんですが。
感想を書ける程に頭の中が整理される前に次の本に手を出しちゃうもんで(^_^;)。
感じたことをちゃんと自分の言葉で書こうとすると、けっこう時間もかかるのです。

この歳になって自覚が出たという、活字中毒。
夜、布団に入って息子を寝かしつけてから寝付けるまで1時間とか、時には2時間とか。
最近は内田樹センセイの本を読んでいると心が落ち着いてきて寝付きやすい。

ところが、先月、うっかりミステリー大作に手を出してしまい、ページをめくる手が止まらず、読み終えた時には午前4時を廻っていた。

(正月に叔父の本棚から借りてきた)
高野和明「ジェノサイド」である。

序盤はアメリカ大統領の毎日のミーティングから始まる。
「24」さながらの様相。
アフリカでの極秘作戦がスタートする。

一方、日本の大学院生の青年は教授である父の死後、謎めいた遺言でたった1人行動を開始する。

その両者がつなぐ鍵は人類存亡の危機に関わる「全く見たこともない生物」だった。

全590ページ。
序盤こそ疾走感に欠けるものの、その後に描写が始まる、アフリカでの極秘作戦あたりからは、スゴイ。
疾走感。
臨場感。
リアリティ。
それらを兼ね備えた、まさに映画を見ているような迫力と息を呑む展開。

映画みたいに特設公式ウェブサイトが存在するのも納得。
覗いてみると、賞もいっぱい受賞してるわ、ラジオドラマがあるわ、えらいことになってますなぁ。

私なんかがこれ以上絶賛の言葉を重ねてみても、しょうがないんじゃないかって思うぐらい。

そこで、他の人が言ってなさそうなことを書いてみる。(これも内田センセイの教え(*^_^*)。)
村上春樹氏の大ヒット小説「1Q84」との類似性である。

「ジェノサイド」を読んで、単なるエンターテイメントとしての興奮以外に何か心に深く残る物があった。
なんだろうと考えていたら、物語の構造が「2つの異なるストーリーが別々に展開し、最後に1つに結びつく」という点が「1Q84」と同じじゃないか?!と気づいた。
そう言えば、ストーリーの片方が「動」を担い、もう片方が「静」を担っている点も共通している。

もう1つの共通点は、表向きの世界では見えにくい、脚光を浴びないマイノリティーのありようを描いているということ。
アフリカの少数民族。
アフリカで兵士として狩られる子供達。
治療法のない病気のため、病室で死を待つ日々を送る子供とその家族。
異形の子供。

この世界はただでさえ過酷なのに、その上にジェノサイド(大量虐殺)などが起こる。
人間の定義はジェノサイドを行うことだ、という一文が心に刺さる。

でも、そんな世界で必死に戦っている人々が存在する。
直接戦わずとも、その人達を助ける人々も存在する。
救いはある。
この部分も村上春樹作品と共通する。

単なるエンターテイメント小説に終わってない深さをそこに見た。

(↓軽くネタバレ)
ちなみに、「アキリ」という名前の少年が登場するんだけど、この名前って大友克彦の「アキラ」から来ていると私は勝手に想像しているんだけど、本を読んだ人、どう思いますか~?

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