「トークショー内田樹×小田嶋隆」に行ってきた
先日の水曜日に内田樹先生のお話を拝聴してきました。
去年11月のコープこうべでの講演以来。(その記事コチラ)
ヨッシャー!
やっと、やっと!念願かなった~!!
今年はことごとく行きたいイベントとダンナの出勤シフトが重なり続け、息子は託児所を断固拒否!
このイベントは、偶然ダンナの休日にあたり、息子を見てもらって出かけることが出来た。
我慢してきただけあって喜びもひとしお。
会場はスタンダードブックストアというオシャレな本屋さん。
心斎橋店へと1人向かう。
開演は19:30。
盛況ですごい人。カフェを利用した小さな会場に200人も入ってるって。
幸い、一番後ろの丸椅子の席に座ることが出来た。
トークのお相手はコラムニストの小田嶋隆さん。
単独講演のお話も聞きごたえがあるけれど、誰かと一緒に生み出す絶妙なやり取りのケミストリーが楽しい。
小田嶋さんとのケミストリーも時間が進むにつれてクスクス笑い頻発しだす、という面白さ。
小田嶋さんの極端な(?)意見に内田先生が「考えすぎじゃない?」と軽くツッコミ、とか(*^m^)。
印象的だった話題を書き留めておく。
関西人の特徴。
親切だけど威圧感がある。
関西弁は多様。
多府県の人が関西弁を上手く使えてないと指摘する。
都市の方がグローバリゼーションに対する耐性が強い。
田舎の方がイオンモール等どこに行っても同じ店という風景になってしまっている。
回文やアナグラムに憑かれている
小田嶋さんは物心ついた時から、コトバの文字を入れ替えてみることに「憑かれて」いて、何を見ても脳の活動の30%はそっちに使ってしまっている。
それはもう自分ではどうしようもない事である。
そういう人を「語呂」に「憑かれた」人=「語呂憑き」と言った人がいたそうだ。
うちの息子も当てはまるかもしれない。
将来コラムニストになるか?
天皇の存在
戦後、1950年代は天皇制の評価は最低だった。
そこから上がり続けて今がピークではないか。
それだけ政治家などの存在感が無くなっている。
小泉元首相の脱原発論は前フリ
あの小泉さんがナイーブに脱原発を唱えて単独行動しているとは考えられない。
おそらく、「廃棄物処理ができないから脱原発」という話をススメておいて後で「処理場ができれば可能」というパターンに持っていく前フリだろう。
日本という国への不安
現在、「この国は大丈夫だろうか?」という、国が失われそうという不安が多くの人に共有されている。
そういう不安が右翼化につながっているのかもしれない。
でも、最後にはちゃんと希望を感じられるトークのシメだった。
トークショー終了後は、『街場の憂国論』刊行記念ということで、書籍販売&サイン会。
しっかり並んでサインをいただきました。
サインの順番が回ってきた時に、内田先生に「ささの葉合気会」で合気道を始めたことを報告申し上げました。
そしたら、「おお、そうか。今日篠原君も来てたよ。前から4列目くらいに」と言っていただきました。
私の合気道の先生も会場にいらっしゃってたのに会えずで残念。
時刻は21:30を過ぎ、鞄に読むのが楽しみな本2冊、心にあったかくなった何かを携え、帰途についた。
家に着くと、普段「ママがいないと眠れない」と言い続けてた息子が既に爆睡していた。
なんか、いろいろ良かった1日~(◎´∀`)ノ。
(この日の昼にラジオドラマの収録もやってたんだけど、この話また書きます。)
♪:;;;:♪
1年でこの時期が一番自律神経をやられます。鼻水、肩凝り、腰痛~。
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