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2018年8月22日 (水)

8/19(日)【不登校は不幸じゃないin尼崎】主催者レポート①

前エントリーで参加を呼びかけた当イベント、無事に開催することができました。
関わってくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!


前日の時点で参加表明をいただいてた方で5名参加と思ったら、当日参加の方が来られ、10名参加していただけました(私を入れると11人)!

不登校経験がある方、保護者、各方面の支援に携わっている方、元教師の方、と多彩な顔ぶれで、不登校問題を多角的な視点で浮き彫りにすることができたと思います。
会場にさせていただいたコープこうべのコミュニティスペース担当の方も参加してくださり、勉強になったとおっしゃってくださっって、個人的にはそれがとても嬉しかったです。

イベントの設定は1時から5時までで、どうなることかと思っていましたが、4時間、話が尽きることはなくあっという間でした。
(休憩を1回は取ればよかったと反省です。)

4時間の語り合いの中で何度も繰り返し出てきた共通項がありました。

① 親は子供のありのままを受け止めてあげないと学校にも家にも居場所がなくなる。
⇒ 家族が学校に行かなくてもいい、と認めてあげることが本人が前向きになる第一歩になる。

② コミュニティや社会的なつながりがあることが大事。自信を無くしてひきこもりがちな子には安心できる居場所が必要になっている。
⇒ 趣味や好きなことや楽しむ時間を尊重してあげて、趣味や楽しさを通じて新しい仲間とつながれる居場所を作ったり見つけてあげることが大切。

③ ロールモデルが少ないので、学校という唯一の選択肢しかないように思ってしまう。
⇒ 小幡さんや小幡さんの本の中で紹介されている例が広く知られる事が第一歩かも。

④ 学校に行っていない間の勉強をどうするか。
⇒ 好きなことを通じて伸びている部分があれば、あとで本人がやる気になった時にサポートすればいい。
進学もいろいろやり方がある。

こうして、書いてみると小幡さんが本の中で書かれていることと共通していることが分かります。
当事者である小幡さんがいろんな当事者の人達の話を聞いて、考え抜いて本にまとめたのだということを感じました。

ここで、イベントの進行を記録として紹介しておきます。今後、このようなイベントをされる方の参考になればと思います。

【当日の準備や流れ】
(記憶が多少前後しているかもしれませんがご了承ください。)

準備:机の上に置く名札の紙を来られた方からお渡しして書いてもらう。
配布物: 
■アンケート「今日来られたいきさつは?」「今日のイベントにどのようなことを期待されますか?」
■「開かれた対話のためのガイドライン」プリント
■Twinkle Kids親の会のチラシ
■主催者の名刺

進行
① イベントの趣旨と全国100か所同時開催であること等の説明 ※小幡さんの生配信は不備で流せず。一番下にリンクありますので是非ご覧ください。
② 尼崎会場の主催者あいさつと自己紹介 
③ 参加者の簡単な自己紹介
④ Twinkle Kids親の会の紹介と「開かれた対話のためのガイドライン」紹介 (オープンダイアローグを参考にTwinkle Kids親の会でも今後使用していくもの)
⑤ 出席できなかった保護者2名の方からいただいたメッセージを朗読して紹介
⑥ 経験者の方と保護者の方からお一人ずつリアルな実情をご自身の言葉で語っていただいてから、質問したり感想を伝えたり。 
  ※遅れて来られた方の自己紹介随時はさみつつ。
⑦ 最後の1時間、話し足りない、聞き足りないことを自由に話していただいたり、情報交換したり。
⑧ 主催者によるまとめと感謝のあいさつ
⑨ お開きのあと、片づけをしながら、各自、名刺交換や情報交換など。


最後に、様々な話題が出た中で、私なりに得た気づきについてまず1つ書き留めておきます。

★不登校児童数のデータをどう読むか

支援の方達はみなさん尼崎を拠点にされている人たちでしたが、保護者は西宮市と豊中市からの参加でした。
そんな中、尼崎市の制度について驚いたことが1点。
登校支援員という仕事に退職した校長先生や教頭先生があたっているとのことで、その先生が迎えに来てくれて公園などへ外出すれば、出席扱いになるというのです。
登校支援など無い豊中市民としては制度があること自体は羨ましいと少し思ったが、公園に行ったからと言って「登校」にカウントしているとしたら、「不登校児童の数」というデータが正確に取れないではないかと思いました。
会の早いうちに話に出ていたが、うちの子のように2、3時間目に登校している場合は不登校の数には含まれない。
だから小中学生の不登校児童全国130万人という数が、学校に行くのがつらい子は実質的に3倍じゃないか?いや、もっとじゃないか?
でも、公園に行ったというケースは実質は不登校でしょう。
学校に行けていないのだから。

ただ、保健室登校して帰る子や、校門で宿題だけ受け取って帰る子もいて、不登校にはカウントされていないのです。
そうして、「不登校」に限りなく近いグレーゾーンはどんどん広がる。

教室に入れない子にいろんな途中段階があったり、そこを支援することは良いと思いますが、数を把握するという意味において、不登校予備軍が実はかなり多いということを、不登校問題に関わる人は知っておくべきだと思いました。

考えてみるとこの事実が表しているのは、「とにかく登校させなければ」、「登校に近い形にしてあげなければ」、という意識が学校や親の中で非常に強いということではないでしょうか。

しかし、適応指導教室に通ったりフリースクールに通えば、毎日そこでコミュニティに所属している安心感が出る可能性が高いのに、登校に近い状態を保つために、グレーな状態を長く続けると、安定的なコミュニティで過ごす時間を減らすことに繋がっていないかと気になります。
グレーな状態を続けても長期に渡って教室に入れる状態になっていかないのなら、根本的な改善にはつながっていない、等というケースもあるかもしれません。

ただ、この辺の決断は親も本人も難しいのが現実です。
私自身も何度も息子にオルタナティブスクールや適応指導教室へ通うことを提案してきましたが、本人が決断がつかないのです。
(息子の場合は半日とは言え、ほぼ毎日行けているので)

いずれにしても本人の意志を尊重することが大事だと思いますが、周りの声に影響を受けやすい子もいると思うので、本当に難しいです。

長くなったので、レポート第一弾はここで一旦、筆を置きます。

参加者の方のイベントレポートも是非!
 たこわさびさん


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