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経済・政治・国際

2013年11月10日 (日)

「トークショー内田樹×小田嶋隆」に行ってきた

先日の水曜日に内田樹先生のお話を拝聴してきました。
去年11月のコープこうべでの講演以来。(その記事コチラ)

ヨッシャー!
やっと、やっと!念願かなった~!!

今年はことごとく行きたいイベントとダンナの出勤シフトが重なり続け、息子は託児所を断固拒否!
このイベントは、偶然ダンナの休日にあたり、息子を見てもらって出かけることが出来た。
我慢してきただけあって喜びもひとしお。

会場はスタンダードブックストアというオシャレな本屋さん。
心斎橋店へと1人向かう。
開演は19:30。
盛況ですごい人。カフェを利用した小さな会場に200人も入ってるって。
幸い、一番後ろの丸椅子の席に座ることが出来た。

トークのお相手はコラムニストの小田嶋隆さん

単独講演のお話も聞きごたえがあるけれど、誰かと一緒に生み出す絶妙なやり取りのケミストリーが楽しい。
小田嶋さんとのケミストリーも時間が進むにつれてクスクス笑い頻発しだす、という面白さ。
小田嶋さんの極端な(?)意見に内田先生が「考えすぎじゃない?」と軽くツッコミ、とか(*^m^)。

印象的だった話題を書き留めておく。

関西人の特徴。
親切だけど威圧感がある。
関西弁は多様。
多府県の人が関西弁を上手く使えてないと指摘する。

都市の方がグローバリゼーションに対する耐性が強い。
田舎の方がイオンモール等どこに行っても同じ店という風景になってしまっている。

回文やアナグラムに憑かれている
小田嶋さんは物心ついた時から、コトバの文字を入れ替えてみることに「憑かれて」いて、何を見ても脳の活動の30%はそっちに使ってしまっている。
それはもう自分ではどうしようもない事である。
そういう人を「語呂」に「憑かれた」人=「語呂憑き」と言った人がいたそうだ。
うちの息子も当てはまるかもしれない。
将来コラムニストになるか?

天皇の存在
戦後、1950年代は天皇制の評価は最低だった。
そこから上がり続けて今がピークではないか。
それだけ政治家などの存在感が無くなっている。

小泉元首相の脱原発論は前フリ
あの小泉さんがナイーブに脱原発を唱えて単独行動しているとは考えられない。
おそらく、「廃棄物処理ができないから脱原発」という話をススメておいて後で「処理場ができれば可能」というパターンに持っていく前フリだろう。

日本という国への不安
現在、「この国は大丈夫だろうか?」という、国が失われそうという不安が多くの人に共有されている。
そういう不安が右翼化につながっているのかもしれない。

でも、最後にはちゃんと希望を感じられるトークのシメだった。

トークショー終了後は、『街場の憂国論』刊行記念ということで、書籍販売&サイン会。

しっかり並んでサインをいただきました。



サインの順番が回ってきた時に、内田先生に「ささの葉合気会」で合気道を始めたことを報告申し上げました。
そしたら、「おお、そうか。今日篠原君も来てたよ。前から4列目くらいに」と言っていただきました。
私の合気道の先生も会場にいらっしゃってたのに会えずで残念。

時刻は21:30を過ぎ、鞄に読むのが楽しみな本2冊、心にあったかくなった何かを携え、帰途についた。

家に着くと、普段「ママがいないと眠れない」と言い続けてた息子が既に爆睡していた。
なんか、いろいろ良かった1日~(◎´∀`)ノ。

(この日の昼にラジオドラマの収録もやってたんだけど、この話また書きます。)

♪:;;;:♪ 
1年でこの時期が一番自律神経をやられます。鼻水、肩凝り、腰痛~。

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2012年12月18日 (火)

選挙が終わって

今回の選挙はなんだか自分の変化を感じた。

いつもなら夜はテレビで開票特番を見てたけど、今回は一瞬しか見なかった。
息子がアニメを見たがったという理由もあるけど、「自民圧勝」との速報を見て、それ以上見る必要ない感じがした。
まぁ普段からあまりテレビを見なくなっていることもある。

政治というものについては、昔から「どうにもよく分かんないなぁ」と思っていた。
例えば、そうやなぁ、転校してきたら、その学校でみんなが守っている暗黙のルールとか笑いのポイントが分からなくて、蚊帳の外に置かれているような感覚というか。

それが、先月、この本を読んでから突然、政治の世界のことが多少なり「分かる」ようになった。
理解した、というには遠いけど、今まで抱えてた「分からなさ」の正体が明確になった。

内田センセイと高橋源一郎さんの政治についての対談の連載が本になった、「沈む日本を愛せますか」という本。


日本の政治の本音と建て前、その建て前の向こう側について文学的に解釈してくれてるというか。

なんと言っても、冒頭、いきなり「政治を語る日本語」のくだりに、ハートをわしづかみにされた。
ちょうど、少し前にアメリカのオバマ大統領の再選のスピーチを聞いた時に、日本の政治にはこういう語りがないなぁと思ってた。
「建国の理念」をベースに「共に進もう」というメッセージが1人1人の市民意識に訴えるスピーチ。
日本とは「国家の成り立ちのストーリー」が全く違うんだなぁ。

そんなことをおぼろげに思っていたら、この本の冒頭で高橋源一郎さんが同じ話を挙げてくれていた。
日本にはオバマ大統領のスピーチのような政治を語る「公の言葉」があるのか?という問い。

そうそう、私が言いたかったことってコレ!と思った。

続いて、内田センセイいわく、「日本語は本質的にコロキアル(口語的)なんでロジカルになりようがない」。
「日本語は綱領的に整合的なことを言うと、絵空事になって心に触れてこない、そういう言語なんだ、とそういう言語観が常識になっていけばいいんだけどね」。

なるほどー。
アメリカ大統領のスピーチって理想を語ってて、聞いてて割と感動できるんだけど、日本の政治の世界でそういうスピーチって聞いたことないのは、そういうことか。

そんな中で、小泉純一郎元首相が珍しく喋りが上手かった、という点にも納得。
日本人にウケル政治の語り口って小泉さんみたいなのなんだ。

あとは、自民党とは、小沢一郎とは、というようなキーワードを次々と語ってくれていて、とにかく、まぁ、めちゃめちゃ面白くて、一気に読んでしまった。

おかげで、政治に関してどういうスタンスで考えればいいかが自分の中で割と明確になったので、選挙の結果も「やっぱりね」とあっさり受け止めることができた。
それを良しと思うかは別として、これが日本の政治であり選挙なんやなぁ、ってこと。

それから、今回、投票率が低かったと聞いた。
若い世代が政治に無関心だ、みたいな話をよく聞くけど、無関心というより、「脱政治」なんじゃないかと思った。

それは、先月の内田センセイの講演で、若い世代の人達は「脱貨幣経済」へ向かっている、という話があったから。
だから、そういう流れは批判とかしてもしょうがないんじゃないだろうか。

脱貨幣経済ってことは納税からも脱却していく方向だろう。
縮小していくこの社会において、少ない収入でも気持ち良く生きていくという方向へ向かうというお話だったけど、そう考えると、税金を納めない代わりに政治家に期待もせず、自分ができる範囲でやれることをやる、という選択は、実は、選挙の1票と等しく社会のあり方を模索する行為なのかもしれない。

政治家の方達も選挙で票が集まらないのも困るだろうけど、税収がガンガン減って困ってるみたいだもんね。


ちなみに、内田樹センセイのブログで「選挙結果について」というエントリーがアップされています。
一読の価値あり、です。

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2012年11月26日 (月)

内田センセイ講演「これからの日本に必要なもの」

昨日は、コープこうべ生活文化センターで行われた内田樹センセイの講演に行って来た。
友達が見つけてくれてチケットも取ってくれた。
Yさん、ありがとね!

月2,3冊のペースで内田センセイの著作を読んで、Twitterをフォローし、ブログがアップされたらすぐに読み、行ける範囲で講演に行くというタツラーです、私は。

昔、好きなロックバンドのコンサートに行ってた感覚に近いなぁ、講演は。
普段、CD聞いて、(当時はtwitterもブログも、いやネットが無かった!)ラジオに出演すればチェックし、ツアーがあればコンサートに行く。
そんな感じ。

本やネット上で内田センセイが語られるお話には幾つかの重要なテーマがあるけれど、講演で同じエピソードや同じ話が語られても、その時々の文脈や話し方がちょっと違ったりして、やっぱりLIVEはいいなぁーと堪能してきたのだった。
今日のアレンジはCDと違ってたなぁ、あれも良かったなぁ、みたいな。

そんな私が昨日、特に印象に残った話は。。。

1)日本は急降下の人口減少を初めて体験している。
 1年に76万人減のペースでこれは2年で神戸市の人口が消失しているということになる。

2年で神戸市の人口が消失?
そう言われるとショッキング!

なるほど、経済成長はのぞめないわけだ。

2)日本は、今までトップを走る他の国を見て真似をしてやって来たが、超高齢化、超少子化社会に突入したという点において、世界のトップに押し出された。
うしろにアメリカや中国が付けている。
逆に言うなれば、今、日本はこのシュリンクする(=縮みゆく)社会で、どうやって気持ち良く生きていくかというモデルを世界に示せるチャンスでもある。

そう言えば日本って、長寿国だしねぇ。
特に女性。

3) このような背景で、言われている「グローバル人材育成」というのは、要するに能力はあるが低賃金で雇用でき、辞令1つでどこに行かされても文句も言わない、つまり、地域共同体との関わりを持たない人間のことである。

そういうのが好きなタイプの人はいいけど、皆がそれに踊らされるのは問題ってことだね。


4) 政界、財界が推進する未来像というのは、企業が成長し続ける、ということ。つまりビジネス、つまりは金の話。そこには若者の低賃金雇用が前提にある。ビジョンもなく、次世代を育成するというマインドも見えない。

なんと悲しい話!
前半は、暗い話が続き、いつのまにか眉間に皺が寄っちゃいそうだった。
でも、ちゃんと希望はある!


5) 若い世代は、既存の枠組みに抵抗する形で、新しい社会のあり方に適応し始めている。脱市場、脱貨幣経済。あまりにも若い世代を追い詰めた結果とは言え、新しい動きにこれからの方向性のヒントが見える。できることはそういう人達を見守り、支援することではないか。

この1例として挙げられていたのが岡田斗司夫さんという方の活動。
今、この方のサイトを開けて少し読んでみたけど、面白い!
なるほどなぁー。
私自身も、日本語教師はフリーランスでやってきたから、感覚が分かる。
さっそく岡田さんのtwitterをフォロー!

さてさて、講演終了後は書籍販売&サイン会があったので、2冊目の内田センセイのサイン本を手に入れてきました。
内田センセイの目の前に行くとめっちゃ緊張します。
でも、サインしていただいて本を受け取った時に「家宝にします!」と伝えることができた。
センセイは「家宝って(^_^;)!」と笑ってくれました。
わーい、嬉し!

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2012年4月26日 (木)

「世界一素敵な学校」

日曜日の晩の中途覚醒からの寝不足は水曜日まで影響をもたらし、今日やっと本調子という有様。
いやー、気をつけよう。
まぁ、気をつけようもないと言えばないんだけど。

教訓、駐車場の無料サービス時間は前もってネットで調べておくこと。
(そこから派生しうる、不眠につながるトラブルを想像して楽しんでください)

その、中途覚醒した日曜日の明け方に読み終えた本を紹介したい。

「世界一素敵な学校 ~サドベリー・バレー物語~」

アメリカのマサチューセッツにある4歳から19歳までが通う学校。
カリキュラムも授業もないのだという。
民主主義を重んじ、学校のルールはスタッフ、生徒全員で協議して決める。
子供達が何らかの教科を学びたいと言い出した時には、スタッフが時間を決め、集中して教える。
自ら学びたいという気持ちになった子供達は、集中してとりくみあっという間に習得してしまう。
そして、いわゆる「問題児」を問題扱いしない。
こんな学校があり得るなんて・・・。
私は、この学校に通いたかった、と思った。

大切な出逢いは大抵複数の方向からやってくるものだ。
もともと、私は日本の学校教育にいろいろと疑問を抱いていて、息子が生まれてから本当にこの国の義務教育に自分の子供を参加させていいものか、と考えるようになった。
(その一部はこちらのエントリー)
近郊のフリースクールなどを一応調べてみた。
その時に、サドベリー・スクール西宮校が存在することを知った。

今年の1月になって、Twitterでフォローしている作家の高橋源一郎さんがTwitterで、サドベリー・スクールについて語っていた。
高橋さんは5歳と7歳の息子さんの父親。
私は幼児を持つ親として共感することが多い。

その高橋さんのツイートを読んだ時に、「あっ」と思った。
これは西宮にあるあの学校のことだ。その大元の最初の学校。

高橋さんのその時のツイートをまとめて読めるので(→こちら)、ぜひ一度読んでみてほしい。

高橋さんもおっしゃっている。
この本を読むと、考えさせられる。
私達が知っているいわゆる学校というもの。
あれは一体何なのだろう。

今でも忘れないなぁ。
なぜクラスに父親がいない子供がいるのに、あの小学校教師は「お父さん」という題で作文を書きましょう、と言えたんだろうか。
なぜ母親が死んだばかりの学生に向かって、あの家庭科教師は「お母さんに手伝ってもらったんじゃないでしょうねぇ」と目を光らせるなんてことができたのだろうか。

今の日本の学校制度にも良いところはいろいろあるとは思うんだけど・・・。
弱い立場だったり違いがあったりする人間に配慮の気持ちを育てるとか、そういうことが足りないかなぁ。

そういうわけで、私は改めて詳しい事を知りたくなり、図書館でこの本を予約し、やっと読むことができた。
なんとも対照的に、この本には素敵なエピソードが次々と出てくる。
なかでも、他の学校で問題児だった子供達に関する話。
14歳にして、アル中だったロバート君。
サドベリーバレーにいた4年間で、自分のコトバで表現できるようになり、自分の健康も気遣うようになり、大学に進み、看護士の資格を取得するまでになったという。

今、この本を読み終えて私は、実際のサドベリースクールを見てみたいという気持ちが起こっている。
電車で10分ほど乗って行けば、見られるのだ。

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2011年12月28日 (水)

イブの夜に「辺境ラジオ」

クリスマスイブの夜に、ラジオの公開収録に行ってきた。
「内田樹と名越康文の辺境ラジオ」
辺境ラジオとは、大阪のMBS(毎日放送)で不定期に行われるラジオ番組である。2011年は今回で4回目。
深夜の放送の後、ポッドキャストになっていつでも聴けるので、今まで私はそっちを活用して、昼の家事の合間に聴いたりしていた。

前回から公開収録となり、今回はなんとイブの夜の開催。
私的には「なんて素敵なイブの過ごし方・・・(うるうる)」と思ってたら、
なんと、抽選に当たった!うぉーーーー!と興奮した。
ダンナが仕事休みで家に居る日だから、夜だけ外出させて、とお願いしてオーケーをもらった。

内田樹(うちだ たつる)センセイは、私の心の師匠である。
神戸女学院教授を4月に退官され、今は日本全国を飛び回って講演されたり、本をガンガン出版されている。
辺境ラジオでは「知の伝道師」と紹介されている。
ちなみにテレビは出演しない主義らしい。

名越康文センセイは精神科医で、コメンテーターとしていろんなテレビ番組に出演されているので、名前は覚えて無くても顔を見たら「あ、知ってる」という人も多いと思う。
(上のリンクをクリックすると辺境ラジオのサイトで写真を見られます)
(5月に精華大学でのオープン講義に行った時の話はこちら。)

司会は関西在住の方ならご存じだろう、「ちちんぷいぷい」の司会で有名な西靖(にし やすし)アナウンサー。

私は、なんと、端っこだけど1番前の席が空いてたので、
前の人の頭を気にせず、すごい至近距離で見れた~!
ちなみに収録は18:30開始で20:00終了予定を大幅に過ぎて20:20まで続いたけど、まだまだ聴き足りないぐらいだった。

内容はサイトに「ニュースを語る」という説明が書かれているけれど、その辺のテレビとかでやってる、「解決が望まれます」みたいなお決まりの締めくくりの、お決まりのパターンの討論とかじゃない。

とにかく話の次元がぜんぜん違う。
この「違い具合」をどう表現したらいいか、と考えてみたら、これは私が求めていた「大人の話」や。
私は若い頃からはやく大人になりたい気持ちが強かった。
そして、40歳になったとき、はたと思った。「あれ・・・、自分が大人になれてないかも・・・。」
でも、ここのところしばらく、内田センセイや名越先生のご著書を読みあさり、お話を聴き、
今では自分が年齢相応に(そこそこ)成熟した、社会の担い手と言ってよいであろう、と思えるようになった。

今回のお題は「聖夜に2011年というこの目茶苦茶な1年を振り返る」ということで、震災の話、原発の話、大阪の選挙の話、経済の話で出てし、年の暮れ、世界が平和に見えるイブの日に、今年起こったことを自分の中でどう受け止めてきたのか、などなど、改めて深~く考えさせてられた。

もう1回言うけど、とにかく、次元が、レベルが違うの。
とても深いけど、とても身近なの。あの話もこの話も繋がってるの。

名越センセイが喩えはったように、「忘年会行って、帰るのが遅くなって、ああ飲み過ぎてもうた~」という自分と、社会のことを考える自分が、乖離しない、ということが大事なんやって。

私が今ここから自分でできることは何だろう。
今回は特に名越センセイが熱く語ってくれ、既に1つの重要な答えを明確に出してくれている。

とにかく私は胸が熱くなっていた。内田センセイ、名越センセイの深い愛を感じた。
帰り道はずいぶん冷えていたけど、私の心は温まっていた。

最後に、特筆すべきはMBSラジオのスタッフの方々の、とても丁寧な対応と仕事ぶり。
当選の連絡、直接電話でくれたもの。

ぜひ、また公開収録やってください、お願いします!
応募者全員入れるぐらい大きなハコで。


・・・・・
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2011年10月11日 (火)

グローバリズムは終わったねぇ・・・

「グローバリズムは終わったねぇ・・・」
と遠い目をしてつぶやく・・・。

唐突に失礼しました。
我が心の師匠、内田樹センセイからのお達しなので、ブログでやってみました。


先日、朝日カルチャーセンター中之島で、内田センセイと平川克美さんの対談があった。
確かその10日ほど前にTwitterで流れてきたこの情報を発見した。
用事もない日だ。
ダンナが家にいる日だったので、息子を見てもらうことも可能だ。
料金3500円ぐらいかかるけど、平川さんのお話も一度直接聞いてみたいし、
よし、数ヶ月ぶりにナマ内田センセイのお声を拝聴しに行こう!と決意。

平川克美さんはRadiodaysという音声コンテンツ配信サービスの会社をされていて、
Ustream映像で語っているのを何度か拝聴したことがある。(無料視聴あり!)
内田センセイと定期的に行っている対談「たぶん月刊『はなし半分』」などの一部が
音声だけじゃなく、動画で見られるのだ。
この方は文学から経済から何でも語るすごいマルチな人だ。
内田センセイもそうだけれど。
お二人は、学生時代からの友人だということ。
阿吽の呼吸というか、語りの間合いの絶妙さが会話からにじみ出ている。

あのやりとりをナマで見て聴けると思うと、ワクワク感上昇!
これは、あの感じに似てる。
ホラ、プロモーションビデオではまってたミュージシャンが地元でライブをしに来たから
見に行く、っていう興奮。

実際、最初に内田センセイをナマで見た、養老孟司さんとの対談もすごいグルーブを感じた。
終わった後冷めやらぬ興奮に「あ、これ昔よく行ったロックのライブと同じや」と思った。

そんなこんなで、今回の対談。
3.11後ということでであろう、「危機からの脱出」というタイトルが付けられていた。

[朝日カルチャーセンターの講座概要より転載]
---
未曾有の大震災に見舞われた日本。復興の行方を左右する政治世界はいまだに揺れ続けています。想定外の事実が次々と現れる原発事故についても後追いばかりの対処に追われ、未だ解決策も見いだせていません。この大きな危機以降、日本の政治、経済、社会、メディアはどのように変わったのか、変わらないのか。混沌の今、私たちは何を学び、何を考えればいいのか。そして、どう乗り越えて行くのか。成長神話の終末と時代の転換期を生き抜く知恵を語り合った対談「移行期的混乱」から1年。二人が再び語り合います。
---

そうだ、あの日から半年以上経過したけれど、たくさんの人達の生活や地域社会の経済の基盤が揺らぎ、メディアや食の流通など問題が山積みになっている。経済のことは私は苦手というかよく分からないけれど、お二人の考えを聞きたい、と中之島へ向かった。

実際のトークは、ぶっとんだ内容だった。・・・と思う。
少しでも興味のある方は是非ダウンロードして聴いてみてほしい。
Raiodaysの「たぶん月刊『はなし半分』」のサイトはこちら
350円かかるけど、対談の3500円の十分の一の値段だから、リーズナブルなもんじゃないか?
ロックコンサートだったら、5000円のライブがライブCDになったら、その値段は3000円とかするもんね。

さて、その内容のぶっとび具合が伝わるので、こちらの文章を紹介したい。

[Radiodaysサイト内の収録内容の紹介文より転載]
---
大阪朝日カルチャーセンターでの対談からの収録で、
タイトルは『危機からの脱出』。
例によって二人の会話は、縦横に過激に逸脱。
冒頭、平川が、経済成長はもうありません。それは戦後の高度経済成長がなんであったかを分析すればわかりきったことであり、これからは縮小均衡の時代だと言えば、内田が日本鎖国論で応酬。不安定な外的要因を最小化するというリスクヘッジが鎖国であり、廃県置藩と大政奉還という荒業を披露する。
議論の行き着いた先は、遠い目をして「グローバリズムは終わったね」と会場の聴衆も含めてご唱和(笑)。
言葉の遂行性についてのお話でした。
これまでのふたりの対談のなかでも、インパクトの強い、聞き逃せない収録です。
---

もう私は内田センセイの文章やお話をけっこうたくさん読んで聞いていると自負しているが、
その私から見ても確かに今回はインパクトが強かった。
ご友人同士だから忌憚なく語れるのだろうけど、今回はホント特に。

さっきグルーブ感をロックのライブに喩えたけれど、こちらの紹介でも「過激に逸脱」と書かれている。
まさにロックンロール。

個人的に特に感じるものが大きかったのが、「日本は対米従属をどうするか」という問題に関する話だった。
ちょっと対談の内容から離れるけど、私自身のこのテーマに対する考えをまず書く。

私は、そもそも原発の導入経緯がアメリカの核平和利用キャンペーンの一環で、
日本はメディアによる心理戦術によって、原発容認へと大きく傾いたのだと、3.11後に知った。

でも、私は在住外国人の生徒さんに日本語を教える日本語教師という職業をやってきて約10年、
生徒さんとの意見のやりとりを通して、3.11以前から既になんとなくそういう気づきはあった。
「日本はアメリカの属国」という言い方を聞くことがあるが、それはあるレベルにおいて事実だ、ということ。
メディアと政治のわけのわからなさについて疑問を持ち続けていたら、ある日謎が「溶け」始めた。

なんか話がおかしくないか、なんか話がよくわかんないぞ、という時は、
アメリカの利権が絡んでいるという見方をしてみると、「説明できる」ことが多いと気づき始めた。
ある生徒さんとそういうことを話してみると、あっさりと「そうだと思うよ」という答えが返ってきたりした。

日本の政治はアメリカの国益を重視する。アメリカの国益を損なう政策は採らない。
メディアはアメリカの国益に反する内容は報道しない。

こう書いたからと言って、私はそのことを真っ向批判しているわけではない。
長い歴史的な流れがあって今までこうなってきたのだ。
きれいごとを言っててもどこにも行かないし。
私自身、ハワイに留学してつまりはアメリカに住んでたわけだし、あちらの事情も他人ごとでもない気もするし。


ただ、中学・高校時代、クラスで話し合いをしなさいと時間を与えられた時のけだるさを感じたことがある人はいるだろうか。
あのけだるさは、なんだったのか。
「まあ議論してもさ、どうせ先生がOK出す路線は決まってるしさ、その線で結論出しとけばいいんじゃない、一生懸命議論するのばかばかしいわ」っていう感じではなかっただろうか。

もしかしたら私たちは自分で考えて決定することに徒労感を感じるクラスにいるのかな?
でも、決して無力な訳じゃない。
内田センセイを見てるとそう思う。

それで、対談の中で内田センセイが言った「グローバリズムは終わったねぇ・・・」について。
内田センセイいわく、「モノを買うとき世界中どこでも1円でも安い方を選べ」というのがグローバリズムだそうだ。
なるほど。平川さんの解説によると、グローバリズムとは、アメリカの経済学者から発信されたやや過激な思想じゃないか、と。
そして、内田センセイの「本来、成熟した消費者というのは、値段だけでモノを買ったりしなかった」とのお話が胸に刺さる。

私はものすごい貧乏を経験して、貧乏性が身にしみついてるから耳が痛い。
安いモノはありがたい。
でも、最近は、本当に好きなモノ、ときめくモノを手にしたいという思いも強くなってきた。

世界と経済と政治は、決して庶民の雲の上の話ではない。
私たちが今日どこで何をいくらで買うか、どう思いながら買うか、もしくは買わないか、
どんな仕事をして、どんなモノやサービスを生み出して日々を暮らしていくか、
ぜーんぶつながっていると思った。


長くなったので今日はこの辺で。

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